Xserverをおすすめする理由
僕が独自ドメインで初めて利用したレンタルサーバーはCORESERVERでした。当時容量も大きく色々な事ができる印象があったので、「おすすめのサーバーは?」と問われると迷う事無く「CORESERVER」と答えていました。 ですが実務で様々なサーバーを扱ううちに、レンタルサーバーの一番のおすすめはXserverになってきました。
作り手の都合なのかもしれませんが、サーバーの条件によっては同じ処理をしていても必要工数が変わってきます。プライベートでサーバーを扱う場合も同じです。できる事、できない事、代替え案でできる事できない事があり、やはりストレートに「できる事」が多いサーバーの方が運営ストレスが少なく、それに割く時間も短くなります。言うまでもなく時間は有限です。僕たちWeb制作者、Webサイト運営者は限られた時間のなかで、有用なコンテンツを発信していくためには、できるだけ不要なトラブルはさけ、コンテンツ制作に割く時間を増やした方が建設的だと言えます。Xserverを選択する事はそう言う意味で建設的な選択だと思っています。あくまでも僕の拙い経験則ですが、サーバー選びで悩まれている方のご参考になれば幸いです。以下Xserverの特徴です。
- 高速で大容量・高い安定性
- マニュアルページやFAQが分りやすい
- 電話サポートがある
- 各種CMSが動作確認済み
- 機能制限が少ない
- 再販ができる(条件あり)
- PageSpeed Insightsでのサイト最適化に有利
高速で大容量・高い安定性
容量は最初少なかった印象ですが、しらない間に200G〜になっていました。サービスの向上が著しいと感じております。7年ぐらいXserverで運営しているサイトがありますが、一度も落ちたことはありませんので稼働率稼働率99.99%は伊達じゃないなぁと感心しています。
マニュアルページやFAQがわかりやすい
サイトのデザインも比較的新しく、マニュアルページやFAQ等のサポートコンテンツがわかりやすく構成されています。職業柄、必要事項が全て掲載されていたとしても、どこにどの情報があるかわかりにくいサイトをよく見かけます。情報がわかりやすく整理されているという事は利用者にとってのメリットは高いです。サービスの良さと言うのはそう言う所まで含んでの事だと僕は思います。
電話サポートがある
電話サポートがありつながりやすいので、大概のトラブルは即解決につながります。初歩的な質問にも親切に答えていただいき好感がもてました。
各種CMSが動作確認済み
各種CMSが動作確認済みというのもおすすめできるポイントの一つです。
- MovableTypeOpenSource (CMS)
- XoopsCube (CMS)
- osCommerce日本語版 (ショッピングカート)
- ZenCart日本語版 (ショッピングカート)
- WordPress日本語版 (CMS)
- PukiWiki (CMS)
- MovableType4 (CMS)
- MovableType5 (CMS)
- EC-CUBE (ショッピングカート)
- Joomla (CMS)
- concrete5 (CMS)
- ダヴィンチ・カート2 (ショッピングカート)
- ネットショップオーナー3 (ショッピングカート)
- drupal6 (CMS)
- MODx (CMS)
- Openpne (SNS)※一部使用できない機能あり
公式サイトからの引用です。
今のWebの需要的にWordpressとEC-CUBEが安定して動いてくれるってのが地味に嬉しい仕様です。
機能制限が少ない
後述するPageSpeed Insightsでのサイト最適化に有利で「圧縮を有効にする」と言う項目がありますが、サーバーによっては.htaccessからの圧縮ができない事がありますが、Xserverならできます。SSHも使えます。 制作者からすると「できる・できない」ってのは思っているよりも重要で「できる」サーバーは代替え案を探す手間が省けますので、工数的にも嬉しい結果になります。
再販ができる(条件あり)
いくつか条件がありますが、全ての条件を満たせば、再販も可能です。費用をできるだけ抑えたいクライアントにも案内できますので、色々と重宝しております。
PageSpeed Insightsでのサイト最適化に有利
Googleの提供しているPageSpeed Insightsはご存知ですか?ウェブページの読み込みを測定し様々な解決案を提示してくれます。 ちまたではウェブページの表示速度もSEOに左右するなどと、ささやかれています。どれぐらいの影響力があるかは不明ですが、読み込みの速いサイトはユーザーフレンドリーなサイトである事も事実でしょう。ツーツのアドバイス項目に以下の項目が含まれています。
- サーバーの応答時間を短縮する
- 圧縮を有効にする
この2点に関してはサーバーに依存するとこが大きいです。
圧縮を有効にする
圧縮を有効にするに関しては手数をかければ、おおよそのサーバーでも解決できますが、相当な手数が必要ですので、ある程度覚悟が必要です。Xserverでは.htaccessで一括で対処できますので、その分の手間を削減することができます。
サーバーの応答時間を短縮する
サーバーの応答時間を短縮するに関してはレンタルサーバーに依る割合が大きい項目です。Xserverで構築しているサイトでは、この注意はあまりでません。皆無ではありませんが、さすが高速化への取り組みもうたい文句になっているだけのことはあります。
Webデザイナーがおすすめするレンタルサーバー
以上の理由により同価格帯のレンタルサーバーで悩まれた場合は迷う事無く「Xserver」を僕はおすすめします。