Fireworks Loveの常識
新年明けてすぐにお客様との打ち合わせがあり、なぜかFireworksの話題で盛り上がりました。いいところも悪いところも含め、Fireworks Loveなお話で開発が終了してもなお愛されているFireworksの魅力を再認識いたしました。と言うわけで、新年最初の投稿はFireworks使いの常識についてです。なお本記事はFireworks Loveで無い方にはイラっとするような内容が含まれておりますので予めご了承ください。
数時間ごとにアプリを再起動する
Fireworksを連続して長時間使用していると謎の内部エラーが発生して、ファイルの保存ができなくなったり、ノーモーションで落ちたりします。これはFireworksが32bitということに起因するものだと思われます。ヒストリーを削除したりメモリを解放することにより、しのぐ事もできますが、安全策をとるなら数時間ごと、作業のひと段落ごとにFireworksを再起動するのが望ましいです。Fireworks Loveな方には常識ですね!再起動は時間がかかるから面倒だという方は高スペックのマシンを使ったり高スペックマシンでもHDDを使われている方はSSDに換装する等の工夫が必要です。これもFireworks Loveなら常識ですね!
たくさんのファイルを開かない
これも前項の32bitに起因しているファイヤーワーカーの常識です。ファイルを開きすぎると正常に保存できなくなったり、ノーモーションで落ちてしてそれまでの作業が全て無駄になってしまうかもしれないでの、気をつけましょう。どうしても一度にたくさんのファイルを開く必要があるときはFireworksを再起動してからにしましょう。そして必要の無いファイルは順次閉じていきましょう。
例の現象(エッジがだるくなる)対策にはcommand+Kもしくは引いてペースト
Fireworksをメインで使っておられる方なら経験があると思われますが矩形やパスで制作されたベクターオブジェクトのエッジがダルくなることがあります。拡大縮小ツールで拡大縮小した時や他のファイルからペーストした時になりがちな現象です。これはFireworksの最小単位が1pxであるためサイズや位置が割り切れなくなった場合に起こります。この現象は何もFireworksに限った事ではなく、PhotoshopやIllustratorでも起こりうる現象です。 Fireworksではオブジェクトのエッジがダルくなった場合、該当オブジェクトを選択し変更 > ピクセルにスナップcommand+Kで解消されます。
Photoshopみたいに画面を分割して表示する
FireworksもPhotoshopのアレンジの様に複数のファイルを分割して表示する事ができます。複数ファイルを開いフレームにドラッグすればOKです。 動画をみてもらえばわかりやすいと思います。
実はこの機能を知ったのはわりと最近なのですが、地味に便利です。デザイン時に使う色を別ファイルにしておいて脇に置いておくだけでもデザインもはかどりますし、色味の統一感を出す一助にもなります。 複数ファイルでのコピーペースとにも便利です。レスポンシブをデザインするときなんかも、僕はこの画面分割を使っています。
まだまだLoveな事はたくさんあるのですが、大人の事情でまたの機会に触れたいと思います。
- 2014年01月10日金曜日
- :Naruhiko Wakai
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