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Mavericksの省エネ効果とメモリ効率

タイマーコアレッシング、App Nap、Safariパワーセーバーは快適さが体感できます。

今週からMavericksを実務でつかっています。作業をしていてMountainLionとの違いに一番最初に気付いたのは「熱」です。MavericksにアップグレードしてからあきらかにCPUの温度が下がっています。 僕はMacBook Pro 17-inch, Early 2011にThunderboltディスプレイを接続して使っています。Thunderboltディスプレイをつないでの作業環境でMountainLionの時はCPU温度が平均78度ぐらいだったのに対し、Mavericksは平均68度ぐらいまで落ちました。Thunderboltディスプレイを使っていない時と同じぐらいです。おかげでファンがうなる事も少なく作業が快適になったと言えます。

圧縮メモリでメモリ効率の良さが体感できます。

そしてもう一つ気付いたのがメモリ効率です。メモリ監視アプリのMemory Scopeで目に見えるメモリ消費量は増えましたが、実際にはOSが効率良くメモリ管理をしていてくれてるおかげなのかメモリ不足でアプリがノーモーションで落ちる事が激減しました。LionからMountainLionにアップグレードしたとき「なんて完成度の高いOSだ!」と思いましたが、Mavericksはさらにその上です。高性能、多機能になったけど重くなったというのは某OSでよく聞く話ですがMavericksは軽くなったのに更に便利な機能が追加された理想的なOSです。

使い勝手がよくなったマルチディスプレイ

マルチディスプレイのマルチデスクトップも使いやすいです。MountainLion以前はマルチモニタ時にフルスクリーンにすると片方のモニターが死にましたがMavericksでは大丈夫です。派手な変化はありませんが毎日長時間Macで作業する僕にとってはありがたいアップグレードです。ちなみにシステム環境設定>MissionControl>ディスプレイごとに個別の操作スペースのチェックを外すと以前のマルチディスプレイにもどります。

まだちょっと不安定?

Mavericksのいいところばかり紹介しましたが、リリースしたばかりということもありまだまだ安定しているとは言い難いのも事実です。mailが終了できなくなるバグやカレンダーがスクロールできなくなるバグやSafariでスワイプができなくなる等のバグを僕自身も確認していますが、mailは強制終了できますし、カレンダーとSafariの不具合も頻繁に起きるものではありませんし再起動すれば元通りですので、不具合で不便に感じたことはまだありません。ですが早めにパッチがあたる事を望みます。

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