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SEOからリスティング

僕は数年間(5,6年?)デザインに専念していました。コーディングをちょろっと手伝う事はあっても時間的な都合でディレクションに携わる事はありませんでした。 納品を優先すればやはり分業の方が作業効率が良いからです。僕は分業であれ兼業であれWebに従事する人間は一通りの作業ができる必要があると思います。デザインを知らない人間のコーディングは行間やサイト全体のテイストの統制があまい気がしますし、コーディングを知らない人間のデザインはデザインの再現に必要以上に工数がかかったり、最悪の場合完全再現できなかったりします。両者ともにCMSの知識も必須だと思います。複雑なカスタマイズはできなくても最低限EC-CUBEやWordpressの仕組み、できることは理解しておく必要があるでしょう。とまぁ前置きはこれぐらいにしておいて、僕が以前客先に赴きディレクションをしていた時と現在とではお客様の関心に変化が表れてきています。

SEOもリスティングもコンテンツ次第

数年前は客先での話題の中心はSEO対策でした。もちろん今もSEO対策について割く時間は多いのですが、それにプラスして広告に関する質問の割合が多くなってきました。そんななかで僕がよく耳にする質問は

  • 「いくら掛けたら効果が出る?」
  • 「費用対効果的にどうなの?」
  • 「最低額っていくらから?」

いくらかけたら効果が出る?

一番気になるポイントですね。ですが、即答できない場合が殆どです。そもそもこれが分ってたら皆やってます。ですがリスティングのいいところは予算を決めて広告がだせますし、出した広告の結果もわかりますので、計画的に運用すれば、必ず一定の結果が伴ってきます。ただ闇雲に広告をだしているよりもやはりサイトと連動し戦略を練っていく事が重要です。

費用対効果的にどうなの?

コンバージョン率を仮定してキーワード単価で割れば、1件あたりのおおよその広告予算が計算できます。 10円のキーワードでコンバージョン率が2%だと500円の顧客獲得単価が掛かります。受注1件あたりの純利益がこれを超えていれば、効果が出てると言えます。コンバージョン率をもっとあげれば1件あたりの広告予算が下がってきます。 3%だと333円という具合に費用対効果が上がってきます。

最低額っていくらから?

最低額はご自身で決定できます。Yahooのプロモーション広告は最低初期支払い額3000円(広告費)から。

結局SEOも広告もコンテンツありきだと思います。せっかく広告で流入してもコンバージョンに結びつかなければ意味が無いですからね!良いコンテンツを作るノウハウは蓄積できているので、もっとそれを活用できる知識を身につけたいと感じ始めた今日この頃でした。

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